oshigoto daifukuchou

京都大好き推進室長
デッチーくんの

おしごと大福帳

『京都寺町三条のホームズ 11巻発売記念』清貴さんの送別会にて・・・の巻

2019.01.10-10:00

おともだち
みなさまこんにちは☆デッチーくん秘書の谷口です。

シリーズ累計110万部をついに超えた
京都を舞台とするライトミステリー小説
京都寺町三条のホームズ』をご存知ですか!
(望月先生おめでとうございます!!Ҩ(^∀^)۶ スゴイ!)
IMG_7433.jpg
今回は、11の発売を記念して、去年行われた
家頭清貴さんとわれわれ京都大好き推進室メンバーの谷口、中原の
3人で行った送別会の内容をこそっとお教えしますね。 ( ﹡ˆoˆ﹡ )

ちなみに、第10巻はもちろんのこと、第11巻も登場しています!
大丸京都店でお買い求めいただいた方には、
なんと!大丸京都店オリジナルの清貴さんサンクスカード
ついてきます。(数量限定ですので、お早めに (*ˊᵕˋ*)੭ )

さぁ、お待たせいたしました!
清貴さんの秘密がちょっと分かる?裏話、☆ど━(。゚∇゚。)⊃━ぞ☆

*****KKP、家頭清貴の送別会の席にて*****

谷口「清貴さん、アッという間の三か月間」
中原「本当にお疲れ様でした」
清貴「ありがとうございました」
乾杯、とジョッキを合わせる。
ここは、大丸京都店近くの居酒屋だ。
谷口「これ、つまらないものだけど。私たちから。」
中原「何にしようか悩んだんだけど、葵さんと二人で一緒に食べてもらえたらと思って、大丸の地下に売ってる人気の洋菓子にしたよ」
そういってラッピングされた箱を差し出す谷口に、清貴は頭を下げる。
清貴「お気を遣わせてしまいまして、申し訳ありません。」
谷口「二人のお口に合うかどうか心配だけど。葵さん、確かクッキーとか自分で作るって言ってたから好きなんじゃないかと思って。」
清貴「ありがとうございます。葵さん、とても喜ぶと思います。」
中原「色々連れまわしたりしちゃったから、ほんとによろしく伝えておいてね。」
清貴「わかりました。葵さんにお二人のお気持ち、伝えておきますね。」
谷口「そうそう、実は清貴さんにお願いがあって」
清貴「なんでしょう、なんでも聞きますよ」
谷口「清貴さんが、大丸を去ることになって、ひそかに清貴さんに憧れていた従業員たちがとても悲しんでいてね」
清貴「それは光栄ですね」
谷口「それで、清貴さんに聞きたかったことがたくさんあったみたいで、皆さんからの質問を預かって来たの。良かったら、答えてもらってもらっても良いかな?」
清貴「……ええ、僕に答えられることでしたら」
中原「あ、清貴くん、嫌な予感してるよね、笑」
清貴「いえいえ、そんなことは」
谷口「大丈夫、ミーハーファンたちの、とても可愛い質問だから」
清貴「そう言われると、逆にドキドキしますね」
中原「分かるなぁ、横で聞いてる方も少しハラハラするよ、笑」
谷口「大丈夫、大丈夫。ええと、まず最初は、『朝は弱いですか?』」
清貴「ずっと高血圧気味の年寄りの付き人をしているので、朝は強いですよ」
谷口「高血圧気味の年寄りって、笑。では、次の質問。
『寝るときは何着てるの?』」
中原「なんか、シルクのパジャマとか着てそう」
谷口「も、もしくは、何も着ていないとか……」
清貴「……期待に沿えないようですが、Tシャツにハーフパンツなんです。もし、災害があっても、すぐに外に飛び出せる格好をと思っていまして」
谷口「はわわ、清貴さん、そんなところまで考えて!」
中原「慎重派だなぁ」
谷口「それじゃあ、『休みの日は何してるの?』」
清貴「休み……これまで学校が休みの時も『蔵』に行っていたりしましたしねぇ」
中原「ここが終わったら、少しの間夏休みなんだよね?」
清貴「ええ、それでもやっぱり、『蔵』で仕事する予定」
谷口「もう、そういうんじゃなくて、一日どこにも行かない休日の日。ちなみにデートの予定もないとしたら」
清貴「家で掃除とか、読書でしょうか……」
谷口「映画を観に行ったりとかは?」
清貴「映画は、仕事帰りのレイトショーに行くことが多いんですよ」
中原「へぇ」
谷口「ちなみに『シャワー派?お風呂派?』」
清貴「朝はシャワーで、夜は湯に浸かります」
谷口「『よくご飯行くとこは?』」
清貴「『蔵』の近くの店に行きますね。割となんでもあるので」
中原「ああ、たしかに」
谷口「あ、これは私からの質問です」
清貴「はい」
谷口「清貴さんの『持っている資格を教えて』」
清貴「資格……」
谷口「あ、京都検定一級ももちろん入れてね」
清貴「ああ、それも良いんですね。京都検定と英検と漢字検定は一級を持ってます。
あと、車の免許、府大で学芸員の資格、食品衛生管理者、税理士の資格、最近取った資格が通関士です」
谷口「通関士……これまで、上田さんっていう知り合いのおじさんに頼んでいる話してたものね」
清貴「ええ、そろそろ取らなくてはと思っていたので」
中原「税理士の資格も持ってるなんてすごいね」
清貴「店の管理と、時間に余裕がある時は、父とその作家仲間の確定申告を請け負ってまして」
谷口「食品衛生管理者の資格を持っていたら、カフェもできるものねぇ。さすがだわ。
さてさて、次の質問は、あ、愚問なやつだった」
清貴「愚問?」
谷口「『彼女いるの?』って」
清貴「ご存じかとおもいますが、います」
谷口・中原「知ってます」
谷口「それじゃあ、『彼女の好きなところ』」
清貴「えっ、葵さんの好きなところですか? そんなん、語り尽くせないほど」
谷口「ああ、それじゃあ、『全部大好き』ってことで、次の質問に。
『清貴さんのファーストキスはいつ?』」
中原「おお、きわどい質問が!」
清貴「小学生の頃です」
谷口「小学生?」
中原「早くない?」
清貴「帰国子女の転校生に、いきなりされたんですよ。驚いたんですが、おかげで外国では挨拶のようなものなんだ、と変な擦り込みができてしまって」
谷口「それから、その子とは?」
清貴「また、海外に行ってしまったので、それからは会ってないです」
谷口「へぇ、それじゃあ、大きくなってからのキスは?」
清貴「そういうお話は勘弁しましょうか」
谷口「キスまで、それ以上のことは聞かないから」
清貴「高校生の頃です。彼女ができたので」
谷口「そうなんだ。清貴さんは、今まで何人つきあったことあるの?」
清貴「その時の彼女と、今の葵さんの二人だけですよ」
中原「ええええ? 二人だけ?」
谷口「それじゃあ、大人になってからキスしたのも二人だけ?」
清貴「…………」
中原「あ、目をそらした」
谷口「詳しく聞きたいけど、我慢しておく。次に健全な質問。
『得意なスポーツ』と『苦手なスポーツ』を教えてください」
清貴「得意な方なのはテニスでしょうか。苦手なのは相撲です」
中原「相撲?」
清貴「男同士で密着して押し合うとか苦手なんですよ。汗とかつくのも嫌ですし」
中原「ああ、分からないでもないかな」
谷口「『音楽は何を聞く?』」
清貴「音楽はほぼ店で聴くので、ジャズやクラシックですね」
谷口「邦楽とかは?」
清貴「車では基本ラジオなので、その時に聴きますよ」
谷口「私も聞きたかった質問。『鑑定士になってなかったら、何をやっていますか?』」
清貴「なんでしょうね? カフェをしつつ会計士とかしてそうです」
中原「ひとつじゃないんだ」
清貴「ひとつじゃないですね、笑」
谷口「いつも完璧に見えますが、『失敗エピソード聞かせてください』」
清貴「あまり言いたくないんですが……」
中原「えっ、あるんだ?」
谷口「聞きたい聞きたい」
清貴「先日、生まれて初めて、階段から足を踏み外してしまいまして」
中原「なんだ、そんなこと……」
谷口「たいしたことじゃないけど、清貴さんにしては珍しいわよね。ボーッとしてたの?」
清貴「『蔵』の階段を降りている時に、階段下にいた葵さんが、僕の方を向いて、『ホームズさん、私たちは別れた方がいいですね』と言ったんですよ」
谷口・中原「え、えええ?」
清貴「驚きますよね。皆で温泉に行くのに、車の割り振りだったんですが……」
自分が運転する車に、オーナー、店長、利休、秋人、好江の車に葵、香織が乗ろうという話だったのだ。
中原「ああ、そういうこと」
清貴「ですが、突然そんなことを言われてしまったので、激しく動揺して足を滑らせました」
谷口「どこまでも、葵ちゃんに弱いんだなぁ、笑」
清貴「あと、もうひとつは……」
中原「なになに?」
清貴「あ、これは、言いたくないので」
円生との爆発暗号をかけた対決時、なんとか賭けには勝ったものの、緊張がほぐれたことから腰を抜かしてしまったなんて、言いたくはない。
谷口「えー、気になる。言ってくれないなら、そのお菓子返して」
中原「ちょっ、谷口さん」
清貴「ああ、申し訳ございません、谷口さん。これは、もういただいたものですし」
中原「ちょっ、清貴くん」
そうして、夜が更けていく中、KKP送別会は大いに盛り上がったのでした。

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と、こんな楽しい送別会があったんです。
清貴さんがいなくなって寂しいですが、
また11巻にも楽しいストーリーが
掲載されているので、
みなさん、ぜひ読んでみてくださいね。°.*\( ˆoˆ )/*.°


※一部ストーリーの内容を変更させていただきました。何卒ご了承くださいませ。


◆望月先生のブログ「ものかき・望月麻衣のひとり言」
https://ameblo.jp/maimotiduki/