みなさんこんにちは!!「京都大好き推進室」企画担当の松方です。
10月といえば京都三大祭りの一つが
行われる月ですよね(o´-`)o
京都三大祭りとは
5月15日に行われる
「葵祭(あおいまつり)」
7月1日から31日まで行われる
「祇園祭(ぎおんまつり)」
そして10月22日に行われる
「時代祭(じだいまつり)」
どのお祭りも京都の代表!ですね。
毎年、多くの観光客や地元京都の
みなさんが楽しみにされているお祭りですが
今年は三大祭りに限らず、いろいろなお祭りや
イベントなどが縮小されたり、一部の神事のみ
執り行われるといった過去にない状況です。
そういえば…
去年の祇園祭ではデッチーくんが巡行に
手を振って声援を送っていたなー
('19 7/21のブログを見てね)
今年は本当に例年にない夏となりましたが、
少しでも皆さんに祇園祭を感じていただくために
1階のエントランスにてレプリカ・ミニ山鉾、
アーカイブ写真を展示し
さらに、毎年みなさんが楽しみにしてくださっている
動く”ミニ山鉾巡行”を地下のウィンドウにて
実施しました。
実際のお祭りが行えないそんな京都を
感じた7月でしたが中旬には時代祭の
時代風俗行列中止の発表(;Д;)
う~ん さみしい…
そこで
京都大好き推進室長であるデッチーくんは
ある決意をしたのでした。
「そうだ!時代祭といえばあの見事な装束
だよね!京都のみなさんに少しでもみて
いただく機会を作れないかなぁ?」
ということで!
平安神宮、平安講社の皆様のお力をお借りて
「時代祭 装束展示」を大丸京都店で開催することに
なりました! d(≧▽≦*d)キャー
コロナ禍のつらい状況ではありますが
「時代祭」を少しでも感じていただき
京都の街を明るくできたらいいなあ!
そんな願いを込めて、本当にいろいろな方々に
お力をいただきながら準備を進めてきました!
「時代祭 装束展示」
大丸京都店 1階エントランスホールにて
9月30日(水)から10月13日(火)まで
9月30日に始まった「時代祭 装束展示」ですが
初日から多くのお客様が足を止めてご覧いただいています。
見どころの一番は、時代考証を元に当時の
技法や手法で作製された、京都の伝統技術がつまった
見事な装束や祭具です。
〜時代祭は、毎年10月22日(雨天順延)に行われる
平安神宮の大祭で、京都が日本の首都として
千有余年にわたって培ってきた伝統工芸技術の粋を、
動く歴史風俗絵巻として内外に披露することを主眼
としています。このため各時代行列に使用する衣裳
や祭具の一つ一つが、厳密な時代考証をもとに作製
された"本物"であるところにその特徴があります。
維新勤王隊の奏する笛や太鼓の音色を先頭に、
約2,000名・約2キロにわたる行列は順次、
明治維新時代から平安京の造営された延暦時代に
さかのぼり、歴史と伝統の都・京都三大祭の一つ
として、京都の秋を代表する祭となっています。〜
(平安神宮 公式HPより)
また、時代祭行列は、京都全市域からなる
市民組織「平安講社」(全11社)によって
運営されています。
藤原時代「平安時代婦人列」清少納言
延暦時代「延暦武官行進列」坂上田村麻呂
今回の「時代祭 装束展示」は決して大きくはない
限られたスペースではありますが
8つの時代を表現させていただきたい、
そんな思いを持って設計しました。
明治維新時代「維新勤王隊列」維新勤王隊
吉野時代「楠公上洛列」楠木正成
初めて挑戦させていただいた展示は
平安神宮、平安講社の皆様など多くの方々の
お力をお借りすることができたからこそ実現
できました。
時代祭は市民のみなさまのご尽力で作られ、
続けてこられた祭事ですから京都の人たちの
思いが詰まっています。
たまたまお客様とお話させていただいた時に
「実は子供のころ、この時代祭に参加したんだよ」
というお客様と出会いました。「馬に乗って御池通を
颯爽とね」素敵なお話を聞き時代祭と京都のみなさん
の距離が近いお祭りなんだと改めて感じました。
華やかな十二単衣、荘厳な大鎧や祭具が間近で
見られる装束展示。ところで
こちらの写真、実は東京八重洲にある大丸東京店
の前で撮影されたものです。
昭和31年に大丸東京店で京都時代祭展を開催した際に
東京にて時代風俗行列が行われたという貴重な
お宝写真を飾らせていただくことができました。
あらためまして
時代祭 装束展示 を開催するにあたり
ご協力いただきましたみなさまに
御礼と感謝を申し上げます。
開催は10月13日(火)までとなりますが
少しでも京都の街に笑顔がお届けできたらいいね!
ね!デッチーくん!
【公式 平安神宮HP 時代祭】
http://www.heianjingu.or.jp/festival/jidaisai.html
一千年の文化をお届けしたい〜時代祭 装束展示~の巻
2020.10.12-12:30
おしごと