みなさんこんにちは☆デッチーくん秘書の谷口です。
本日は制作中の新選組だんだら羽織の
お仕立てシーンをおとどけしますよ(´艸`*)ドキドキ
さてその前に皆さま「和裁」ってご存知ですか?
和裁は和服裁縫の略で、その名の通り
和服を縫うことなんです。
いま私たちが制作している「新選組だんだら羽織」は
もちろん和服なので、今回この和裁の工程にあたり
合わせて和裁の世界も勉強できればと
思っています!みなさんもぜひこの機会に
一緒に勉強しましょ☆
今回お仕立ていただきますのは
『有樹和裁』さん!!
こちら代表で一級和裁士の金井さんです。
金井さんはなんと去年、勲章を受けられた
和裁の世界でもすごい方なんですΣ(・ω・ノ)ノ!ヒャー
さてそんなすごい有樹和裁さんに
先日、『染司よしおか』さんにて
染めていただいた段だらの反物を
いよいよ裁断し、縫製し、仕上げていくという
作業工程を行っていただくことになりました。
さっそく、金井さんに
普段なかなか見ることのできない
『和裁』のお仕事についてお伺いしてみました。
谷口:「いちばんどの工程が緊張されますか?」
金井社長:「ハサミを入れる時が一番ドキドキしますよ。
間違ってハサミを入れてしまったら取り返しがつかないのでね」
谷口:「この羽織1着を縫うのにどれくらいかかりますか?」
金井社長:「1日半くらいかな」
一日半で手縫いできちゃうんですか(@_@)ヒャー
工房の中は数名の方がそれぞれ分業されていて
効率よく作業をこなされていました。
こちらはこのあとの作業の縫製がしやすいように
しっかりと先に折り目を付けておられます。
みなさん、普段からお着物をたくさん
仕立てられてますが
さすがに新選組のだんだら羽織を
仕立てたのは初めてとのこと。
奥様も一級和裁士さんで
スタッフさんにアドバイスをされながら
みなさん全力で手掛けていただきました。
なにやら袖の部分にポイントがあるようですよ。
これは袖を内側にひっくり返した写真。
金井さんが指をさしてらっしゃる部分が
そで下の角の少し丸みを帯びてる部分なんですが
自然と綺麗な丸みが出るように内側には
ヒダのように少しずつ折り曲げて
ボコボコしないようにと細かい技術が
施されていました!
さらにすごいのがココ!
背中の「誠」の文字の部分なんですが
よ~く見ると・・
わかりますか?
文字の白い部分は白の糸で
浅葱色の部分は浅葱色の糸で
何気に背中心の縦縫いも
部分によって色を分けてらっしゃる
この芸の細かさ!!
すごすぎます\(◎o◎)/!
このようなすばらしい方々のお力を借りながら
新選組のだんだら羽織は間もなく完成予定です。
みなさんもぜひ楽しみにしててくださいね♪
「和裁」の世界をご存知ですか?の巻
2020.02.29-16:41
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