みなさまこんにちは☆デッチーくん秘書の谷口です。
今回は街中から少し足を延ばして
京都の西、「大原野」に行ってまいりました。
え?何しにいってきたかって?
今回は、大正時代に滅びてしまった
「京藍」を復活させて
化学染料を使わず天然100%の藍染に取り組まれている
京藍染師:松﨑 陸(まつざき りく)さんの
工房を訪ねてきたんです☆
デッチーくん、松﨑 陸さんに
ずっと前から会いたがってたんですよ(*´ω`*)
きゃ~!素敵な風景ですね~
工房に向かう前に、藍の畑を見てみたいという
デッチーくんのお願いに答えてくださり
ここで松﨑 陸さんと待ち合わせをすることに。
「デッチーくんこんにちは~!」
わぁ( *´艸`)
松﨑 陸さんの登場です☆
今日は、大分県から来られている
インターン生の方ともご一緒させていただきました!
こんにちは!
今日はよろしくお願いします(*^▽^*)
「デッチーくん、うちの藍畑は水田で栽培しているんだよ。」
古い文献によると
その昔、京都の街中でもたくさんの「藍」が育てられていて
「水田」で栽培されていたそうなんです。
この葉から、鮮やかな藍色が生まれる・・
とは想像できないので不思議ですね( ゚Д゚)
さぁ。ここからは松﨑 陸さんの工房に移動して
藍染のこともっとお勉強させていただきましょう☆
「デッチーくん!こっちですよ~」
素敵な門構えにワクワク( *´艸`)
じゃーん☆
こちらが大原野にある松﨑 陸さんの工房です!
大きなお家ですね~
中は、とーーーってもオシャレ!(*´ω`*)
松﨑 陸さんの作品である藍染の「のれん」や
数々のアート作品が並んだ素敵な空間です!
松﨑 陸さんの工房では、一般の方も申し込める
京藍染の染色体験が実施されているんですよ。
というわけで、デッチーくんもその染色体験さながら
まず藍のお勉強からスタートしましょう。
藍はそのむかし
小薬とされていた漢方薬よりも効果の高い
大薬として扱われていたそうで
抗菌や防臭効果のある藍で染められた
服を着用することで身を守ったんだそうです。
これがお薬を飲むときにつかう
「服用」の語源になったそうですよ。
はぁ~勉強になります( ゚Д゚)
古い書物には
京都の町なかに藍の畑が広がり
そこは水田であったことなどが書き記されています。
現在の「壬生」あたりにも
藍の水田が広がっていたようですよ。
藍の葉を乾燥してつくった「すくも」。
水に「すくも」と「木灰」を加えて発酵させ
そこに布を浸して染色するという流れ。
藍染された古いものは奈良の正倉院にも残るほど
長い年月が過ぎても色あせないそうです。
しかし現代になるにつれ
大量生産や時短のために化学薬品が使われだすと
本来は起こらなかった「色移り」が起こったりするそうです。
昔ながらの製法で染めるとほとんど色移りはしない。
しかも身に着けるだけで身体のためにも良い。
なんて万能なの藍染!( ゚Д゚)ひゃー
松﨑 陸さんは、昔からある素晴らしい藍染の技術を
未来にも伝えるべく研究をかさねて
日々活動されているんです。
これからはまだまだ昔の技術も
研究していくとおっしゃっていました。
講座のあとは裏の工房へ移動!
松﨑 陸さんが日々染色されているこちらの工房。
みなさんも体験にこられたら
ここで染色させてもらえそうですよ☆
「おじゃまします~」
デッチーくん、ドキドキしますね( *´艸`)
「これなに?」
わわっ!勝手に蓋あけないの!
すみません~( TДT)
もぉ、好奇心旺盛なんだから(; ・`д・´)
「どうぞ!どんどん見てくださいね!」
・・やさしい( ;∀;)
いくつもの樽の中には
発酵した藍がたっぷり入っていました。
さっき畑に見に行った緑の葉から
こんなに鮮やかな「藍色」が出るとは
本当にビックリです。
「染まり具合が日々違うので
毎日布の端切れでその日の染まり具合をみているんです」
なるほど~。
いつ染めても同じ色になるわけじゃないんだ。
藍といっても色々な色があるんですね。
現在手掛けておられる作品も
たくさん見せていただいて
デッチーくん、藍染にドハマりのご様子。
いつかこんな大作が作れたらカッコいいですね。
デッチーくん、ぜひまた改めて
染色体験しにきましょうね(((o(*゚▽゚*)o)))
京藍を使った天然100%の京藍染は
お子様から大人までどなたでも体験できます!
松﨑 陸さんの「京藍染 染色体験」
ぜひみなさんもチャレンジしてください☆
くわしくは「松﨑 陸(matsuzakiriku.com)」で検索!
京藍って知ってる?の巻
2024.07.12-19:12
おともだち