
今回は京都府の北西部
福知山市夜久野(やくの)町にある
「やくの木と漆(うるし)の館」へ
やって参りました☆
じつは、「やくの木と漆の館」さんには
ただいま改装中の「だいまるきょうとっこがくえん」で
リニューアル後第1回目の授業
「1300年の歴史を持つ丹波うるしをお椀にぬってマイお椀をつくろう!」
こちらをご担当いただくんです☆

「デッチーくん、遠方までようこそ!
漆のことたくさん学んで帰ってくださいね」
本日は館長の平岡さんに、授業に先立って
「やくの木と漆(うるし)の館」を
特別にご案内いただき
うるしのことを少しお勉強したいと思います!
よろしくお願いいたします!

「デッチーくん、この夜久野(やくの)はね
京都府唯一の火山「宝山(たからやま)」があって
溶岩によって形成された台地なんですよ。
昔から日本でも有数の漆の産地で
ここに住む人々の暮らしを支えてきた生業は
漆掻き(うるしかき)でした。
私たちは夜久野の歴史を残して伝えていくために
この『やくの木と漆の館』を平成12年に建てたんです。」
京都に火山があるんですか!?
し、しりませんでした( ゚Д゚)

建物の前には漆の木が。
あ、実際に掻かれた跡がありますね。

うわぁ~
漆ってこうやって木から採取されるんですね。
「削りが深くても浅くても漆がでにくいので
けっこう難しいんですよ。
下から4日に1回かいているんです。」
・・・これはむずかしそうですね(;゚Д゚)
漆の木は1本育てるのに10~15年かかるそうで
なんと1本の木からは
たった200mlほどしか取れないだそう。
貴重です(@_@)

さあ、夜久野や漆について少し勉強したところで
いよいよ館内に入ってみましょう!
「おじゃまします~」

わぁ!( ゚Д゚)!大迫力!
建物の中に入ると
いきなりインパクトのある木の柱が!!
さすが「木と漆の館」!
夜久野に生息している色々な木が
私たちを迎えてくれました☆

うるしは岩手県や茨城県が有名だそうですが
生産地マップをみると
全国的に生産されているんですね。
なるほど~(*‘ω‘ *)

うわ~( *´艸`)
たくさんの漆器(しっき)が並んでます!
ショップやギャラリー
漆の歴史などが学べる資料室などがありました☆



丹波の漆かきは「京都府無形民俗文化財」として
漆の木の植栽地が「ふるさと文化財の森」として
それぞれ登録されているんです。

あら。デッチーくん。
お気に入りのアイテムを見つけたようですよ。
「・・ほしい」
お土産に買って帰りましょう(∩´∀`)∩

奥の体験工房では
色漆の絵付け、蒔絵、金継ぎなどが体験できるんですよ。
すてきな作品がたくさん並んでいますね。
こんなの作れちゃうんだ!

リニューアル第1回目の
だいまるきょうとっこがくえんの授業では
こんな感じで色漆をつかった作品作りに挑戦いただきますよ!
お子さんでもチャレンジできるので
これは楽しみですね☆

え?
デッチーくんもやりたいって?
せっかくだから体験して帰りましょうか(*^▽^*)

福知山市夜久野町
「やくの木と漆(うるし)の館」
京都市内からは車で約2時間
JR山陰線「上夜久野」駅から徒歩約10分
京都にはまだまだたくさんの魅力がありますね。
ぜひみなさまも体験しに行ってみてください☆
※だいまるきょうとっこがくえんの授業の詳細等は
ご案内が準備でき次第、公式LINE等やHPで発信いたします。