「京都大好き推進室」企画担当の中原です。
私たち大丸京都店が、時折、のれんを掲揚
させていただいているのをご存知ですか？？
京都をみんなでさらに盛り上げよう！といった
桜や紅葉、祇園祭といったタイミングに
掲揚させていただいています。
さて、こののれんをくぐられたことのある方、
ふっと、良い香りを感じたことはありませんか？
実はのれんを掲揚しているときに、
玄関で松榮堂さんのお香で演出をしているんです。
その松榮堂さんから、
“香りにふれられる空間“があるんですよ
と伺い、さっそく突撃しました！
ﾋﾟｭｰｯ!≡≡≡ﾍ(*ﾟ∇ﾟ)ﾉ
お邪魔したのは、烏丸通二条上ったところにある
松榮堂さんの京都本店横『薫習館（くんじゅうかん）』
「300年ほどの歴史をもつ松榮堂なんですが、
この場所が創業の地であり、原点なので、
香りに関する情報発信をなにかしらできないかと
取組みを始めたんです！」
と教えてくれたのは、
松榮堂の企画事業部の辻さん。
「この“薫習館”は、お客様の香りとの出会いの場に
なることを願い、２０１８年７月に開設しました。」
「香りそのものが、多くの原料の組み合わせでできていること、
またいくつもの工程を経て、そして職人の手作業で
作られていることを学んでいただけます」
「まずは、こちらの面白い空間で、自分の鼻を、嗅覚を
フルに使って、感じてほしいんですね」
この香りを感じる空間の名前が、今回のブログのタイトル
『香りのさんぽ』
散歩の途中で、偶然見つけた喫茶店がお気に入りになるように
ここで、自分のお気に入りの香りを偶然、見つけてもらえたら
すごくうれしいですね！」
ということで、早速、京都大好き推進室長のデッチーくん、
いろいろと体験です。
こちらは、“香りのボックス”
香りに満たされた箱に自ら入ります。
こちらは、“違いを感じて、香りを楽しむ”コーナー
デッチーくん、一度にいろいろ香りをかぐと分からなくなるよ。
こちらは、“香りの柱”
ポンプを押すことで、原材料の香りがでてきますよ。
ほかにも、“熱帯多雨林の壁”や
お香を学べる“STUDY”コーナーなど
香りについて楽しく学べるコーナーがたくさん！
「お香は何百もある原料から厳選・調合し、手作りで作っています。
本日も、上で作っているんですよ。デッチーくん見ていきます？」
ええ！！ぜひっ！！
「こちらでは、ほぼ毎日、原料から調合を起し、
約６万本ほどのお線香を１日で作っていきます。
万が一、香りが混ざってしまってはいけないので、
一日にひとつの香りのみ製造をし、
必ず、毎回洗浄しているんですよ。」
徹底した製造管理をされているんですね。
「調合された原料を、こちらの金型を使って
ところてんの様に、一本ずつお線香を押し出して作ります。」
ええっ！一本ずつ！Σ(ﾟДﾟ；ｴｰｯ!
「それを乾燥させます」
「ここで、検品をし、手で束にしていきます。
最後に化粧箱に入れて完成です。」
本当に、手作業管理なんですね・・・。
(*ﾟｪﾟ))ﾌﾑﾌﾑ
こちらの香房見学は、どなたでも見ることができますよ！
（事前予約が必要です）
こちらの薫習館では、１階に“松吟ロビー”という
スペースがあり、いろいろなイベントが開催されています。
今はどんなイベントを？？
「今年は、京都・ボストン姉妹都市締結60周年。
この記念すべき年に、19世紀のマサチューセッツに足跡を残す、
女流詩人エミリ・ディキンスンに焦点をあてた企画展を
おこなっているんですよ！！（注１）」
「また、５月３０日（木）には、この企画展の世界観を
イメージしたフルート･ヴィオラ･ハープによる
コンサートを催すんです。（注２）
音楽と香りに包まれた、すてきな時間になると
おもいますよ。」
すてきですねぇ･･･
ﾟ+（人*´∀｀）ｳｯﾄﾘ+ﾟ：｡*ﾟ+.
さ、いろいろ勉強になったね！！室長！
あれ、デッチーくん、どこいきました？？
でてきてくださーい！！
('･c_･` ；) ？？
あっ！！このボックスのかおりは何ですか？？
「こちらは“みやこ”っていう香りですね」
お店ののれん掲揚時の香りは
松榮堂さんの“みやこ”
一度香ると離れられないもんね
┐(´ｰ｀)┌ ｼｶﾀﾅｲﾈ
今回、お世話になった
松榮堂のみなさまとﾊﾟｼｬｯ! Σp[【◎】]ω・´)
松榮堂さんのホームページはこちら
https://www.shoyeido.co.jp/
薫習館のホームページはこちら
http://www.kunjyukan.jp/
（注１）
『エミリ・ディキンスンの世界展』
５月２３日（木）～６月３日（月）
時間は10：00～17：00
（注２）
松榮堂サロンコンサート
『～薫風に舞う～
フルート・ヴィオラ・ハープの調べ』
は、事前申込優先です。定員に達し次第、入場をお断りする
場合がございます。あらかじめご了承ください。
http://www.kunjyukan.jp/event/201905emily_consert.html
