みなさんこんにちは!!
「京都大好き推進室」企画担当の松方です。
みなさんは「きぬかけの路」に行かれたことは
ありますか?今回はこちらきぬかけの路にある
「京都府立堂本印象美術館」を見学させていただくことが
できましたのでご報告いたします。
世界文化遺産が立ち並ぶ「きぬかけの路」
金閣寺、龍安寺から仁和寺へ
衣笠山の麓にそって続くきぬかけの路にある
美術館、外壁がとても”印象”的です。(*^▽^*)ゞ
「怪怪怪(ケケケ)」という笑い声に
振り向くと妖怪!?
あっ!きぬか怪(ケ)さん!
「きぬか怪(ケ)さん」
平安時代より衣笠山に棲む妖怪、
きぬかけの路ご当地キャラクターで
なんと1126歳!
そして京都弁を使い、「怪怪怪(ケケケ)」という
笑い声が特徴です。
今日は一緒に
堂本印象美術館を見学させていただくことを
楽しみにしていました (=´ー`)ノ ヨロシク
では一緒に参りましょう!
エントランスへと向かう前に
庭園があり、すてきなベンチを発見!
なにやら2人でひそひそと作戦会議でしょうか
撮影スポットとして人気のこちらの
ベンチですが、なんと作品!
作品に腰掛けられるんですよ!
美術館へ入る前にすでに見どころは始まっています。
玄関ポーチ柱やドアノブ、先ほどのベンチなど
数々の作品がお出迎えしてくれているようです(*≧U≦)
本日はどうぞよろしくお願いします。
ステキなガラス装飾の作品前にて
堂本印象美術館のスタッフの皆さんとパシャ!
つづいて
らくたびの田中さんとパシャ!
「堂本印象美術館の中に”大丸さん”を見つけたので
見に行きませんか?」とご縁をつないで
いただいたのは実は田中さんなんです。(^-^)p
ありがとうございます!
きっかけとなったこちら、
ガラス装飾「蒐核(しゅうかく)」という作品は
アルミ箔や包装紙など生活の中にあふれるいろいろ素材で
彩られています。
よく見るとそこには…
「こちらに大丸さんの包装紙が使われていますよ」
本当に大丸の以前の包装紙が!!!
みんな探してみて、見つけてくれるとうれしいです(≧人≦○)
「美術館の紹介しなくていいのか?」と
きぬか怪(ケ)さんに言われ、そうでしたので
あらためまして!
京都府立堂本印象美術館をご紹介します。
~大正から昭和にかけて京都で活躍した日本画家・堂本印象。
堂本印象美術館は印象自身によって設立され、
昭和41 年(1966)10 月に堂本美術館として開館した。
美術館を建てるにあたり、印象は昭和27 年(1952)に
ヨーロッパで見学した宮殿や邸宅を用いた美術館を参考に
独自の美の可能性を追求したという。
のちに平成3 年(1991)に建物と作品が京都府へ寄贈され、
翌年の平成4 年(1992)、京都府立堂本印象美術館として開館~
(公式HPより抜粋)
なるほど~!
京都で生まれ育った堂本印象さんはヨーロッパにも行かれ
宮殿や邸宅をみてまわられたりしていたんですね。
ただいま開催中の展覧会ではなんと!
当時、堂本印象さんが行かれたヨーロッパ旅行を
体感できるんです!
「憧れのヨーロッパ旅行」A DREAM TRIP TO EUROPE
会期 令和2年11月28日(土)~令和3年3月28日(日)
休館日 月曜日(但し、1月11日は開館、1月12日は休館)
年末年始(12月28日~1月4日)
開館時間 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料 一般510円/高校・大学生400円/小・中学生200円
昭和27年、堂本印象さんは61才のとき
初めてヨーロッパを訪れます。
「当時はプロペラ機でおよそ50時間かかったんですよ」
Σ(~ロ~;)そっそんなに…
すでに日本画壇の重鎮として活躍されていた
堂本印象さんが自ら撮影された写真や
大変貴重なスケッチを展示されています。
ヨーロッパ各地の西洋美術にふれ、制作された
作品など数多く展示されています。
まさに憧れのヨーロッパ旅行から帰国後に発表された
作品からは当時のヨーロッパを感じることができます。
(特別に許可をいただき撮影をさせていただいております)
「おいっデッチー!近眼か!」
きぬか怪(ケ)さんのつっこみがはげしい…
すっかりヨーロッパへ旅行している気分の
デッチーくん
「行きたいな~ヨーロッパ!」と作品に
浸りすぎていますね コラコラ
展覧会を満喫したきぬか怪(ケ)さんとデッチーくん
「こちらの3Fサロン(資料コーナー)からは
大文字の送り火を見ることができますよ」
京都の街並みを堪能できる場所もあるんですね。
記念のスタンプもありました。
デッチーくんも ポン!!
同時開催されている京都現代作家展も案内してくださいました。
三瀬夏之介さんの作品「おにの神さん/奇景」
が展示されていて
1000年前の京都を舞台とする物語の絵本原画と、
三瀬さんが2003年から制作されている「奇景」の
一部を見ることができます。
「こちらは作者が自身の人生とともに描き続けていくため
これからどのように描かれていくのか、壮大な作品ですよ」
と教えていただきました(。´・ω・)スゴイ
ちょっと!
きぬか怪(ケ)さんで作品が見えないよ~(>m<)
なんだかきぬか怪(ケ)さんと作品の一部が
コラボしているようだね…
三瀬夏之介「おにの神さん/奇景」
2020年11月28日(土)~2021年1月24日(日)まで
ロビーで販売されている笹屋守栄さんの
特製羊羹「光る窓」は
ロビーのガラス装飾「蒐核(しゅうかく)」が
モチーフ、こちらでしか買えない限定のお菓子です。
美術館へ伺うご縁となり、きぬか怪(ケ)さんとも
お友達になることができた「蒐核(しゅうかく)」
がモチーフなんて、これは買わずにいられないねd(^o^)
今回お伺いさせていただきました
京都府立堂本印象美術館では調度品も
堂本印象さんの作品となっています。
椅子や壁などすべてが堂本印象さんの世界を
表しているんだと感じました。
堂本印象さんが見たヨーロッパ旅行、
今は気軽に旅行に行けない状況が続いていますが
ご家族、ご友人と、こちらの展覧会で
堂本印象さんが見て感じたヨーロッパ旅行に触れ、
みなさんにもひととき、憧れのヨーロッパ旅行を
味わっていだけたらと思います。
うわっ!きぬか怪(ケ)さん小さくなってる…
きぬか怪(ケ)さんもまた会おうね!
京都府立堂本印象美術館 HP
https://insho-domoto.com/index-j.html
きぬかけの路 きぬか怪(ケ)さん HP
https://kinukake.com/kinukakesan.html
洛を旅する らくたび HP
http://rakutabi.com/
「堂本印象美術館ときぬか怪(ケ)さん」の巻
2020.12.17-10:00
かんこう